森の底

何かになれない蛹の話

私の就活記~後編~

やっぱり三日坊主です。

面倒くさい!動きたくない!何も考えたくない!と常に思っている私です。

自分と向き合うっていうのはやっぱり疲れるね。

っていうのは言い訳で、もう2年経つんだから客観的に自分の経験を見たいし、嫌だったことも吹っ切りたいし、一方で当時の自分にも寄り添ってあげたい。

 

ということで前回↓の続き。

 

tsurami-chamax5.hatenablog.com

 

今回は3,4,5を書きます。

 

[もくじ]

  1. 簡単な就活遍歴
  2. 辛かったこと
  3. 息抜き方法
  4. 周りの友達のこと
  5. これやっておけばよかった
 
 
3.息抜き方法
友達と遊んでました。うん、いつもと変わらず。大学がある地域と地元の2箇所で就活をしていたので、大学の友達だけじゃなく、地元の友達とも遊べたのもいい刺激というか地元で働くことになったらこんな感じなのかなとモチベーションになりました。
 
回数は減ったけどライブにも行ってた(安定のぼっちです)。
 
履歴書が書けなくても、面接で行き詰っても、内定が出なくても、趣味は我慢しなかったです。
 
書道の昇級試験が被っていたこともあって、就活と作品制作を同時進行でやっていましたが、それがいい感じに息抜きになりました。
 
あと地元で就活していた時はお母さんの作るご飯が何よりの息抜きでした。手伝い全然しなくてめちゃくちゃ怒られました。
 
就活!就活!就活!とあまり就活にのめり込まなかったことが精神的に追い詰められなくてよかったのかもしれないですね。自分を過信しすぎないというか。まあ、ストレートに上手くいくわけじゃないしゆっくりやろー、私のことだから決まるまで時間かかるでしょ、というメンタルが良くも悪くも自分と周りを比べ過ぎない大事なポイントでした。
 
 
4.周りの友達のこと
私は特にこの点が恵まれていたなと感じています。
 
まず、大学の友達。常に連絡を取っているのは1人だけで、他に会うのはゼミのメンバーのみでした。他の友達はリクナビの他己分析を送りあってこれから頑張ろうね!て言い合うくらい。連絡を取っていた友達はUターン就活だったのでお互いの就活状況が似ていました。違う場所で頑張る戦友みたいな感じで、励ましあいアドバイスしあい、内定が出たら喜び、この子がいたから頑張れたとはっきり言えます。ゼミメンバーの対応も結構大きくて、決してマウントの取り合いなんてなくて、あーそうなんだねーくらいの軽ーい感じです。深く突っ込まない対応が嬉しかった。内定が早く出た子や希望の企業への内定が出た子には素直にすごい!おめでとう!と喜んだのをよく覚えています。別に進捗を深く言いたくなければ言わなくてもいいし、帰るときに頑張ろうね!と言い合う関係が好きでした。
 
そして、地元の友達。田舎あるあるだと思うんですけど、同級生の半分は地元で既に就職していて、大学進学で県外に出ていった子はそのまま大学のある地域で就職する子が多いんですよね。遊んでいたのはもう就職している子。気兼ねなく就活の愚痴ができるし、昔の思い出話も永遠にできます。中々会えない子とも会ったりできて不思議な感じでした。学生から急に大人になったみたいで。Uターン就活している子ともばったり会うとお互いのバスや電車の時間ギリギリまでだべったりご飯食べたりしていました。別れるときはやっぱりお互い頑張ろうねと言って。
 
私にとって就活時の友達は自分が頑張ろうと思える、前向きな気持ちにしてくれる存在でした。決してネガティブなことは言わず、素直に喜び、励まし、応援できる関係がよかったです。
 
 
5.これやっておけばよかった
挙げればきりがないですが3つあります。
 
1つ目は面接の練習。面接はやはり慣れが必要で、取り組むのが早ければ早いほどいいですよね。大学の就職課など第三者が面接を見て客観的に評価してくれる場所で積極的に練習しておけばよかったです。前回のブログで大学と地元を行ったり来たりで…と言っていましたが、本格的に就活を始める前(~1月)は大学にいたんだから、志望業界がはっきりしないからといって面接練習しない手はないですよね。さすがに何も計画なしで行くのは怒られちゃうかもですが、ボロボロの結果でもこうしていけばいいんだと指針が早いうちにたてられたなあと思います。行ったり来たりしていても、面接練習の機会は作れました。地元にいても練習を見てくれる施設がありました。結果として、時間と機会を作って早め早めに動ければもっとよかったなと思います。
 
2つ目はOBOG訪問、企業訪問です。企業で働く人の実際の声を聞くことです。私はUターン就職で大学のある地域から離れているところでの就活をメインにしていたのでOBOGがいなくて訪問の方法も分からなかったし、お金もかなりかかるので全くしていませんでした。これも大学がある地域で何社か行ってみればよかったなと思います。志望業界の働き方を見ることはできたなと。OBOG訪問だと企業の良いところしか言わないかもしれませんが、その人がどのような就活をしていたかとか得られることがあったはずです。そして1番はミスマッチをなくすこと。実際に働いてる人から話を聞くのが1番のミスマッチ解消方法だと思います。説明会での質問コーナーや終わった後で質問タイムでは時間に限りがあるし、緊張してしまって本当に聞きたい事を聞けないこともあります。
 
3つ目はSPIの勉強。実際にSPIを受けるまでこんなに種類があるとは思いませんでした。1種類だと思っていたので、本命企業が違う方式での試験だと気づいたときにはもう遅かったです。実家のパソコンが古すぎて中々繋がらず繋がった時にはもう時間がありませんでした。こんなことになる前にしっかりSPIの種類を調べてそれぞれ勉強しておけば、いつ試験を受けることになっても冷静に自分の力を発揮できたと思います。SPIの勉強こそいつでもできるし、速めに取り組むに越したことはないですね。
 
 
 
 
自分の準備不足が多いこともあって内定まで苦労しましたが、友達のおかげもあって、無事に納得して就活を終えることができました。結局内定をいただいた企業は辞退してしましたが、それはミスマッチがあったのが原因だと思っています。もう終わったことですが、ちゃんとここに書いてあることを実践できていれば今こんな辛い目には合わなかったんじゃないかな。私が就活で感じた大事なことは、できる準備を早めに行い、機会・時間を自分で作り、ミスマッチを可能な限りなくすことです。
 
 
 
思いのほか長くなってしまいました。
言いたいことが多くて上手く纏まらなかったなあ。
そもそも社会人になってすらない私の体験談がためになるかわかりませんが、しくじり先生的な感じで誰かの参考になればいいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、書きましたがもう2度と就活したくないです。
就活生という化けの皮が剥がれたからか、あの頃の気持ち悪さがふつふつと甦ってきます。
就活だから仕方ないと思っていましたが、なんで知らんおっさんに自分を評価されなきゃいけないんだと常々おもっていました。なんでずっとニコニコしてないといけないんだろってね。
みんなで面接官の機嫌伺ってニコニコして自分を取り繕って、同じ格好してマジ意味わかんない。
早く新卒制度、就活制度なくなってほしいけど、この国ですからね…無くなったらもっと悪い方向行きそうだし何とも言えないわ…