森の底

何かになれない蛹の話

就労移行支援事業所に通い始めた話

今回こそ脱三日坊主!!と意気込んでいたのはいいものの、久々にHPを開いたら90日以上更新がないブログにつく広告が貼られていて、三日坊主どころじゃないなと思ったつらみです。

 

前回のブログから私の状況も少しづつ変わって、ブログに書きたいなと思う事も少しづつ溜まってきました。

 

今日はその中から「就労移行支援事業所」に通い始めたことを書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

1 「就労移行支援事業所」ってどんなところ?

まず、「就労移行支援事業所」って聞いたことありますか??

実は私も、通い始めて正確な意味を知りました。

私の言葉で超簡単に説明すると、様々な障がいを持った人が社会に出て働くための橋渡しをする場所です。

 

詳しくはこちらのHPが分かりやすかったので👇👇

works.litalico.jp

www.atgp.jp

 

 

詳しくはHPを読んでいただけたらと思うので、私が入るまで勘違いしていたことを書きます。

 

職業訓練のように誰でも通えるわけではない

 あくまでも障がいを持つ人が、継続して勤務し、自分の力を十分に発揮できるようにする場所です。障害者手帳または自立支援医療受給者証を持っていたら入所することができます。

 

②企業を紹介してもらう場所ではない

 ”企業を探して、応募して、面接を受ける”のはあくまでも自分。企業を紹介してくれる場所ではありません。””の中で職員さんは自分の選択にアドバイスやフィードバックをくれる存在です。

 

就労移行支援事業所がどのようなところか何となく理解できたでしょうか。

 

 

2 何で通い始めたの?

きっかけは友人の行動力に感化されたからです。

 

アルバイト先の友人と初めて遊んだ時に色々話してすごく感銘を受けました。私よりひと回り以上年上なのですが、新しいことや好きなことに超超超積極的に取り組む人で、まさに行動力の権化。今までの私の周りには全くいないタイプの人でした。その人の話を聞いて、趣味だけではなく働くことに対して、どんな小さいことでも挑戦してみよう、と心を動かされます。その時、一番初めに頭に思い浮かんだことが就活のことだったんですね。

 

やる気があるうちにすぐ、今自分はどんな状態で働くことに対してどう思ってるんだろう?と考えました。私はトラウマになっている研修がきっかけで働くことがとても怖い、中でも面接に強い恐怖があるのでは?という結論に辿り着きました。加えて、自分が大学を卒業して正社員として働けない経緯をアルバイトの面接時を含め面接で面接官に話すと嫌な顔をされる。自分なりに頑張ったけどこれ以上どうしたらいいか分からなくなっていました。

自分の悩みに合った方法をいくつか調べ、その中の方法の1つが就労移行支援事業所だったのです。

 

そこからさらに、自分が通える範囲にある事業所を調べ、面談の予約を入れました。

 

友人と遊んだ日から4日くらいでここまで進めました。私としては超早い!!私も行動力の権化になる!!すごい達成感とめちゃくちゃ前進した感じがしました。なんせ約1年間も働くことから逃げていたので…

 

 

ここからは数か所見て、入所を決めた事業所の話をしようと思います。

勢いで予約した面談当日。初めていく場所だし、めちゃくちゃ緊張しました。メールで送られてきた電子パンフレットを電車の中で何回も読みました。いよいよ建物の前に立ってゆっくり中に入るとすぐに職員の皆さんが笑顔で挨拶してくれました。思ったより広いというか、開放的な空間だなあと思ったことをよく覚えています(そこかよ)。職員さんに部屋に案内され、面談が始まります。面談というよりも雑談という感じで、終始やわらかく和やかな雰囲気でした。それは職員さんが笑顔で話してくれたこと(真面目な話は真剣に聞いてくれます)、話し方も柔らかく、質問しやすかったからだと思います。面談ってもっと重くて堅苦しいイメージだったのでとてもびっくりしました。

 

面談内容はざっくりとこんな感じ👇

 ①基本情報

 ②どうやってこの事業所を知ったのか

 ③事業所についての説明(パンフレットの内容をなぞる感じ)

 ④持っている障がいや仕事を辞めるきっかけなど

時間が限られている中でも、全て丁寧にゆっくり説明して頂きました。④については自分の話せる範囲で無理には話さないでね、とおっしゃっていただけたのでリラックスして話せたと思います。職員さんの言葉選びもかなり優しかったです。

 

面談が終わり、そこまでで悪い印象が一切無かった(むしろ驚くほど良い印象だった)のですぐに体験入所を決めました。帰り際、事業所で使っているテキストなども見せてくれました。

 

体験入所は数日間あり、自己分析の仕方やビジネスマナーについての講座を受け、作業効率などをみる個別の訓練を受けました。この点は正直、当たり前だったり、知っていることが多かったです。しかし、他の入所者の意見にハッとさせられることも多く、自分が考えていることを言語化できたり、考え方の軸や癖を見つけることができました。考えているだけで言語化できないことがこんなにもあるのか!と驚き、知っているからいいやではなく新しい発見ができていいかも、と考えなおしました。

そして何よりも、職員さんがすごく気にかけてくれる!!これが私の決め手になりました。事業所の職員さんは見ている限りでもかなり忙しそうでした。その中でも挨拶に来てくれたり、体調を心配してくださったり、講座や訓練の感想を聞いてくれたり、邪魔をしない範囲で声をかけてくださいました。

 

 

 

こうしてその就労移行支援事業所に通うことに決めたのですが、正式に通えるようになるまで少し時間がかかります。障害福祉サービス受給者証を発行しないといけないからなのですが、2週間くらいかかったかな。その間も支援はしていただけますが、通える頻度は大きく減ります。知らないとびっくりしますよね…

 

あと、就職までの予定として組まれていた期間が1年半。金がもたない(原則アルバイトなどは禁止)…長すぎて驚きましたが、職員さんとの相談次第です。私の場合はその辺も一緒に考えてくれました。

 

 

 

ではこの辺で一旦終わりにしようかな。

もっと就労移行支援事業所のことを客観的に端的にまとめてあるブログを貼っておきますので、入所に悩んでいる方はこちらもよければ読んでみてください👇

anond.hatelabo.jp